
■①悩み
殺したいほど憎い 人を憎んだり恨んだりしてしまう
■②テーマ
今回は恨んだり憎んだりすることは悪いことなのか、というお話です
■③得られること
殺したいほど憎い と思うこと、恨んだりすることは、決して良いことではありません。しかし、悪いことでもない、心を守るために必要だ、ということを知ってください。
■④自衛のために湧き上がる感情
先日こんなご相談がありました。
自分の親戚に意地悪をしてくる人がいる、ことあるごとに突っかかってきて文句を言う、しまいには子供のことを悪く言われた。
それだけではなく、親族が集まれば私達家族のことを悪く言い、恥ずかしい思いをさせてきます。もちろんみんなもその人のことが嫌いなので誤解なことはわかっているのですが・・・
最初は、気にもしていませんでしたがだんだんと積もり積もってとても憎らしく恨むようになってしまいました。
でも本などを読むと憎いなどの負の感情はよくないことだなるべく人を許しなさいと書いてありますが、私が間違っているのでしょうか、ということでした。
人を憎むというのは決して悪いことではありません。
もちろん全てを許す慈悲の心というので毎日過ごせればそれに越したことはありませんが、
そういう人は世を捨ててる悟っている人だけなので、普通の人がそういう振る舞いをできることはまずありません。
人間は弱い生き物です。きっとその親戚の人も自分たちより立場が弱い存在だと思っていじめることで自分の存在価値を見出しているのだと思います。
普通の本であれば、ここで放っておいて慈悲の心をもって接しなさいというところだと思います。
もしくは面と向かって話し合うということを勧めると思います。
しかしそんなことができないのが日常というものです。
弱き者が強きものに逆らうというのは並大抵の力ではできないのです。
普通の人が慈悲の心をもって接するというのを実践すると何もしない言い訳に使ってしまいます。
きっとその憎しみの心は消えないままです。
くすぶってくすぶってどんどんストレスが溜まり自分の家族によくない影響をもたらします。殺したいほど憎い そんな気持ちを抱けば自分はおかしいのではないか、自己嫌悪にも陥ります。
自分達は悪くないのにですよ?
結局この親戚は自分の言葉という呪いをもって相手の家族を不幸にしているのです。
このようなものに対処するには同じく呪術で対抗するしかありません。
憎しみというのは増大してとどまることを知らない、どこかでガス抜きをしなければやがては全てを飲み込んでしまいます。
ではなぜ憎しみという感情が生まれてくるのでしょうか?
それは自分の心を守るためです。
怒りというのは外敵から身を守るための感情です。
ひどいことをされて、いちいち悲しんでいるだけではあなたはいつまでも変わりません。そして潰されてしまう。生きることが嫌になる。
だから憎しみの感情怒りの感情というものが湧き出てきて生きる力となるのです。
つまり怒りとは私は「まだ生きたい」ということに繋がります。
こんなひどい仕打ちをして、あなたを踏みにじる相手を許さない貶めてやる、こうして自分の存在を確立するのです。
決してあなたのこ心が汚れているからでもなんでもなく、生命本能なのです。
だからその感情はきちんと肯定して、だから次はどうするんだという行動へつなげてください。
そのためにも呪術を活用していただきたいのです。
生きるためとはいえ、ずっと憎しみの心を抱き続けるのはとてもストレスなことです。
先程申したようにガス抜きをする意味でも、必要なこととと思います。
ただし、憎しみの力は大きい故。呪術の威力は絶大なのです。しっかりと対策をとる、もしくは代行業者に頼むなど、取り扱いにはくれぐれもご注意頂きたいと思います。
■⑤自分を見つめ直すきっかけにもなる
呪う!となって初めて気づくのです。本当に呪いたいかどうかということです。
遊び感覚で行えば呪い返しを受け、自分も不幸へと引きずり込まれます。
西洋でも東洋でもこの理は同じです。
長い歴史からも考えて真理と言える絶対的法則。
自分を見つめるいい機会になるとも思います。それでも果たさねばならぬことがあると思うのであれば、進むべきでしょう。
そこでひとつだけ呪い返しなど邪気を退ける方法をお伝えいたします。
邪気や呪い返しを防ぐ方法
スサノオノミコトを祀っている神社があります。特に祇園の八坂神社系です。
元々は牛頭天王と言う大陸の神様をお祀りするお寺が明治以降、スサノオノミコトとと同化し神社となって現在に至ります。
天王信仰などとも言われますが、これらの神社には蘇民将来と言われる逸話のお守りがあります。
須佐之男命がこのお守りを持っている人にご利益を齎し邪気を退ける、魔のものを退治するお力をくださいます。
できれば祇園の八坂神社へ参拝し蘇民将来のお守りを手に入れていただきたいと思います。
もしくは木板や、わしに「蘇民将来子孫の門」と墨で書き、玄関に祀ってもご利益があります。
■⑥ 殺したいほど憎い と思う感情は自衛である
重要なポイント
・憎しみ恨みの心は自衛の心から生まれてくる
・その気持ちを受け入れその上でどうしたいかを自分に問う
・先へ進むのであれば呪術という方法がある
あなたは憎い恨む相手がいますか?
ひどい仕打ちを受け一緒に生きているということが許せないと思いますか?
自分を見つめそれでもその先へ進みたいと思うのであれば呪鬼会の門を叩くといいでしょう。
■⑦結びに
もう一度言いますが憎んだり恨んだりというのは心が弱いからではなくあなたが生きたいと思っている証拠でもありま。
幸せに暮らしたいのを邪魔する相手がいるこの世は弱肉強食生存争いをしています。
あなたは弱いまま潰されますか?
